2006年08月21日 10:34
最近、ジェフリー・ムーアのこの本を読み始めました。

Amazon.co.jp: ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション: 本: ジェフリー・ムーア,栗原 潔
冒頭で早速気になる話がありました。
「コア」と「コンテキスト」という概念。
コアは競争力そのものであり、コンテキストはそれを支える機能。
例えばタイガーウッズのコアは、あくまでゴルフをすること。
広告契約やシグネチャーモデルのスポンサー収益がいくら多かろうと、それはコンテキストであってタイガーウッズ自身はコアに集中するべきだ、ということですね。
別にきれい事ではなく、会社の中では誰もが(適切な役割の中で)主役だと思うのですが、成果の計りやすさ、フィードバックのわかりやすさで、やりがいや実感を持ちにくい部門があるのもまた事実。
直接部門であれば、売上や原価率といったわかりやすいフィードバックがありますが、間接部門や研究部門は日々の成果を計りにくいものです。
コアとコンテキストは直接・間接という分け方と直交する概念で、例えばビジネスプロセスが競争力の会社は、間接部門がコアになりえるわけです。
しかも直接部門のコアはマネされやすいが、間接部門のコアはマネされにくい。
そもそもコアがえらいというわけではなく、コアがなければコンテキストに意味がなく、コンテキストがなければコアの意味もない。
相互に依存する関係なのだと思います。
これからが本編なので、あくまで余談なんですけどね。
自社を語る言葉にコアとコンテキストというのもありだな、と思いました。