2006年04月23日 02:17
機能系ぺージをデザインしていて気づいた事。
ネットショッピングやブログの投稿など機能系のページには、
エラーを表示するため、
・データ送受信の失敗による「ページアラート」
・フォーム入力の間違いを指摘する「フォームアラート」
が必要です。
これらは、どちらも注意喚起ため、
・ 目立つこと
・ ユーザーをただすこと
が不可欠です。
結果、目立つ色、強調文字、的確な指示を駆使し、画面表示を行います。
ただ、
Webサイトでユーザーの入力に対して「エラー」と返すことは大変失礼なことであり、
ユーザーに対して「恐れ入ります」「申し訳ありませんが」の発想が必要である。
ということを生田さんの著書(「Webブランディング成功の法則55」)から改めて
気づかせていただいたこともあってか、
ここら辺のWeb対話の感覚というか場の雰囲気みたいなものには敏感になるよう
心がけています。
ふと、社長からもらった指摘にちょっと感動しました。
なんてことはない「メール配信の完了画面の表示を目立たせる」ことに関する会話だったのですが、
そのとき社長はユーザーが持つであろう「メール送信」(無事とどくのか? おれのこのクリックは間違ってないよな?)
の感覚の対価、すなわち
「あなたの選択は間違っていません」「正しいです」
のメッセージもまた喚起させる必要があるのだ。といった内容の話をしました。
”うざったさ”との境界を見定めることが難しいのですが、
確かにポジティブなアラートは大切だと思います。
間違っていないから正しい。ということに慣れさせられるより、
正しいから正しいとずばり伝えてほしい。と。
Ajaxや、Ajaxによって得られた技術的発想によって、
ユーザーの選択に対しての応答はよりシームレスになりました。
今まではブラウザの「カチッ」という画面の切り替わりによって、
使い手の「息継ぎ」のタイミングを作っていたように思います。つまり、一呼吸置いた後に
「さて、あなたの今の選択は…」という内容のページを表示させていたわけです。
その息継ぎが、なくなるとしたら?
アスリートタイプのユーザーは縦横無尽にサイト内を駆け巡るでしょうし、
反面、腰のおろしどころのなさに不安を感じる人も出てくるでしょう。
僕はインターネットを利用することの不安や孤独感に慣れてしまってやいないかと、改めて自問しなければなりません。