2006年03月27日 12:14
ソニーがデジタル家電の新規格を全面採用するそうです。
デジタル家電の新通信規格、ソニーが全面採用・他社も追随へ(NIKKEI NET)
新規格というのはDLNA(Digital Living Network Alliance)と呼ばれるもので、家庭内でAV機器やパソコン間で通信を行わせる規格。マイクロソフトをはじめ、インテル、IBM、ソニーなど世界のITベンダや家電メーカがプロモータ会員として参加しています。DLNAはある特定の規格をさす言葉ではなく既存の標準的なプロトコルの組み合わせによって出来ています。
デジタル家電という言葉は随分以前から耳にしていますが、技術の進歩が遅く感じます。
実際、2004年6月にDLNAガイドラインv1.0がリリースしていますが、店頭にはDLNA準拠という製品はまだ多くありません。
デジタル家電の普及が遅い要因はいくつかあるようです。
一つは以前(1990年代半ばから2001年ごろ)に進められたIEEE1394がホームユースになじまなかったことです。理由は有線だったから!
また、そもそもAV家電の製品寿命が長いという要因があると思います。AV家電はスペックの違いによる便利さの違いがパソコンに比べると小さいため、買い替えの機会が少ないのです。
今、無線LANが家庭内に急速に普及し、一つ目の要因は解決の糸口が見つかりましたが、二つ目は難問です。
製品寿命が異なる製品間の通信規格。通信規格はつながってナンボですし、1台や2台じゃあまり意味がありません。よほどのキラーコンテンツが登場しない限り、一般家庭がDLNAの恩恵を受けるのはまだ先の話かも知れません。