オウンドメディアが月間1万PVを達成したので、今までやってきた「8つのこと」をまとめてみる。アクセスは急激に増えるのだ。
2017年10月から本格的に稼働したこのアイデアマンズブログ。ようやく月間10,000PVを達成しました。個人ブロガーさんでは、月間1万PVは指標の一つ(ここに届かないとマズイ)なので、よく達成報告記事をアップしたりしていますね。
月間10,000PVの喜びを表現してみましたw
予算が潤沢にある自社メディアであれば、広告によるアクセスが期待できます。記事広告やタイアップなど、様々なアプローチが可能です。しかし、潤沢な予算があるオウンドメディアはあまりないのではないでしょうか。この記事は、そんな予算が限られたオウンドメディアのご担当者の皆さまにとって、活用できるものとなればいいなと思っています。
これは抑えておくべき8つのこと
2018年10月、11月と月間10,000PVを達成。これは11月のGoogleアナリティクスの管理画面。
ここでは、実際になにをすればいいのかを記載していきます。ちなみに、成功した施策だけやればいいのかというとそうではない気もします。失敗した施策(失敗の定義も含め)があるからこそ、成功した施策があるのだと考えるほうがいろいろとラクになれます。
月間10,000PVにたどり着くまでに実施した 8つの施策
- 100記事までとにかくがんばる。更新頻度をあげよう。
- 定型化しやすいコンテンツを考えて、ユニークだが量産できる記事づくりを。
- SNS投稿は、エンゲージがなくて泣きそうでもがんばる。
- OG画像やサムネイル画像は重要。中途半端にしない。
- メルマガ配信リストは最大限に活用を。HTMLメルマガじゃなくてもよい。
- 基礎的なSEOを意識したHTMLコーディングを心がける。HTMLはマークアップ言語。
- 少額でOKなので、SNS広告を打つ。
- CMSは使いやすいものを。Movable TypeでもWordPressでも。
100記事がボーダーラインという噂
オウンドメディア界隈では、100記事が一つの指標と言われています。なんでも良いわけではないと思いますが、ある程度そのオウンドメディアが「どういう情報を扱うのか」を示すには、そのくらいの記事ボリュームが必要なんじゃないかなと感じています。
アイデアマンズブログが100記事を超えたのは、開始から8ヶ月も経っています。もっと早く到達したほうがよいと思うので、半年くらいが目安かもしれません。100記事を超えてからは、アクセスも安定して徐々に増えていきました。
コンテンツを量産する難しさ
簡単にコンテンツが量産できる方法があるといいですね。しかし、オリジナルの記事を量産することの難しさは、なかなか大変なものです。週刊誌や月刊誌をみても、すべてのページが常に新しい企画ではありません。むしろ定型化した企画を連載するのが常套手段ではないでしょうか。アイデアマンズブログでも、「業界別ウェブサイトの画像軽量化チェック」や「競合製品との性能比較」などをシリーズ化して量産しました。
毎回毎回新ネタを創出するのが難しい場合は、ぜひシリーズ化コンテンツを考えましょう。
SNS投稿とOG画像の重要性
SNS投稿は、ゼロから始めると、あまりの反応の無さに「これ、意味あるのかな?」と思うことが多いです。はい、思っていました、特にTwitter。しかし、すべての投稿が万人のエンゲージを得られるわけではありません。なので、反応がなくてもよいのです。
いつどこで反応があるのかわかりませんが、ウェブの世界は基本的に「継続しているものは重要」というのが多いです。どんどん投稿していきましょう。
また、エンゲージされやすいとか、拡散しやすいようにOG画像をきちんと設定しましょう。テキストだけよりも画像がある方が、やはりより多くの情報が伝わるものです。絵文字を使うのも意外と効果的です。
テキストだけよりも、画像がある方がやっぱりいいですよね。
更新したものをメルマガで配信しよう。頻度は週一程度が目安。
SNSもそうですが、メルマガもチャネルの一つです。メルマガ配信することで、深くリーチできる(受信ボックスに届く)ので、メルマガでの周知はすべきです。ただ、アイデアマンズブログでは、さほど頻繁には送りませんでした。アクセスが多い記事などをピックアップして送るなど、まとめ情報として送る場合は、新製品をより早く届けたい場合に限定しています。
あんなり頻繁にメールが来ると、すぐアーカイブされたりしますので、週一くらいがいいんじゃないかと。
HTMLはしっかりとマークアップする。SEOのためというよりも、普通の文書構造を。
HTMLはプログラミングではなく、「見出し」とか「段落」とか「リスト」という文書構造を記述するものです。なので、文書構造を意識したHTMLにすることで、読みやすい構造になります。これは、アクセシビリティにとっても重要です。スクリーンリーダーを一度でも利用すると、なるほど!と思うことも多いと思います。
HTMLでSEOでも特に重要なのは、テキストリンクだと思います。
テキストリンクのテキスト = 遷移先のページタイトル = 遷移先のH1要素
単純な構造のウェブページなウェブサイトであれば、これを念頭に置いておけば大きく間違うことはありません。キーワード含有率とか、見出しレベルを下げるとかもありますが、テキストリンクはとにかく強力です。
SNS広告は少額でよいのが良い
TwitterやFacebookでは、広告を掲載することが可能です。いわゆるウォールに流れてくる広告です。アドワーズもそうですが、少額の広告費で始められるのがポイント。フォロワーよりもより広いターゲット層にリーチできるので、反応をみながらいろいろ挑戦していきましょう。
CMSは使いやすいものがいい
アイデアマンズブログは、シックス・アパート社の Movable Type for AWS を利用しています。MTのプラグインを販売しているのもありますし、使い慣れたMTなので、変更や改修も自分たちでササッとできるのがポイント。なので、WordPressが得意な場合は、WPで始めるのがよいです。
アイデアマンズブログのテーマは、シックス・アパート社から配布されているオウンドメディア用のテーマ「Rimo」を利用しています。無料で利用できるし、機能も十分なのでオススメですよ!
アクセスが急激に上がる?!
一気に増えると、その後のアベレージが上がるケースが多い。
オウンドメディアを運営していると、アクセスが多い日がたまにあります。スパム的なアクセスも多いのですが、よくわからないオーガニック検索が増えたりと、読めないことも多いです。上に掲載したGAの画面を見ていただくとわかるのですが、11月初旬はさほどのアクセスではないのですが、ドン!と上がったあとは、アベレージが増えています。これは12月に入っても同じで、階段をあがるかのように、徐々にPV数が増えていきます。アクセスが急激に上がったあとに、徐々に平均値が上がるイメージがあります。
MTはアクセスに強いので大抵は問題ありませんが、WPは同時アクセスが多いとレンタルサーバによっては画面が表示されません。キャッシュプラグインを併用するなど、アクセス対策はアクセスがないうちにやっておくと安心です。
最後に
いかがでしたでしょうか。バズる能力がある人は、もっと違うことをするんだと思います。インフルエンサーに依頼するのもよいでしょう。なにが正解かは、KPIや目的・目標によって異なります。PV数やユニークユーザー数は、投資した作業量に対して「価値の指標」とすることも多いです。
文章を書くのが得意、上手い人がいることは、とても重要なことです。オウンドメディアはメディアなので、どんどん文章を扱いましょう。
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