Webの表示が〇秒遅くなると××まとめ。Webパフォーマンスの重要性を示すフレーズ集
Webページの表示速度と成果についてよく見かけるフレーズがあります。
大元の出典とセットでまとめてみました。
鉄板フレーズ
昔からいろいろなブログに引用され、よく見かけるフレーズです。
Google 2006年 Marissa Mayer at Web 2.0
サイト表示が0.5秒遅くなると、検索数が20%減少する
Amazon 2007年 Web experiments generate insights and promote innovation.
サイト表示が0.1秒遅くなると、売り上げが1%減少し、1秒高速化すると10%の売上が向上する。
ヤコブ・ニールセン博士 2010年 Website Response Times
0.1秒までのなら応答が瞬時に返ってきたという印象を与える。 1秒までならユーザーの思考は途切れなく流れる。 10秒までならユーザーの注意力は続く。 10秒遅延してしまうと、ユーザーが即、サイトから離れてしまうことも多くなる。
Forbes 2012年? (出典元 Aberdeen Groupがリンク切れ) Don't Let a Slow Website Kill Your Bottom Line
表示速度が1秒遅くなるごとに PV(ページビュー)が11%下がる コンバージョンが7%下がる 顧客満足度が16%下がる
↑こちら大元はAberdeenグループのレポートのようなのですが、記事が削除されたのかアクセスができませんでした。
新しいフレーズ
以上のフレーズはよく引用されるのですが、公表時期が少し古くなっています。比較的最近のフレーズがこちらです。
Kissmetrics 2017年 How Loading Time Affects Your Bottom Line
47%の消費者は2秒以内にWebページが読み込まれることを期待している。 40%のユーザーは読み込みに3秒以上かかるとWebサイトから離脱する。 表示が1秒遅れるとコンバージョン率が7%低下する。
Google 2018年 Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed
表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇する。 表示速度が1秒から5秒に落ちると、直帰率は90%上昇する。 表示速度が1秒から6秒に落ちると、直帰率は106%上昇する。 表示速度が1秒から10秒に落ちると、直帰率は123%上昇する。
国内のフレーズ
上記はすべて海外の出典で、日本国内の言及はあまり見かけません。
マイナビ 2012 3秒が許容範囲 - Webサイトのパフォーマンスが重要な理由
3秒を過ぎると57%のユーザーがしびれを切らし、訪問を諦めることがわかった。
Web担当者Forum 2014年 サイト表示が2秒遅いだけで直帰率は50%増加! DeNA事例から学ぶWebの自動最適化手法/日本ラドウェア
操作開始時間が3秒のサイトは1秒のサイトに比べ、コンバージョン率は38%低下、直帰率は50%上昇する。
ネットショップ担当者フォーラム 2016年 ECサイトの業績に関わる"1秒"の価値。ユーザーの期待に応える表示速度を
モバイル経由のアクセスでは表示速度が3秒のときにコンバージョン率が最大化し、表示時間が長くなるにつれてコンバージョン率が下がり、7秒で半減したという。
他にもありそうですが、手元のメモにあったのが以上です。いい記事があったら教えてください!
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