平均的なモバイルページでも6.88円分のギガを消費するという話

以前、モバイルサイトのトップページは平均で2.43MBのデータ量があったという記事を書きました。

中には30MB近い超ヘビー級のサイトも存在しました。

この平均的なデータ容量のトップページを閲覧すると、ユーザーのデータ通信量がいくらかになるか考えてみました。

NTTドコモを例にすると、データ定額制の最低料金は2,900円。使えるギガは1GBとなります(2018年9月現在)。

1GB = 1024MBなので、1MBあたりは2.832円。

2.43MB × 2.832円 = 6.88円 (ページを閲覧するためのデータ通信料金)

意外と高い!

もし電話みたいに「このページを見るためには通信量が6.88円かかります」なんて最初に警告されたら、見る気が失せてしまいそうです。

サイトの軽量化は社会還元でもある

さて、ここでは問題提起のため一番高い料金クラスで計算をしました。

同じくNTTドコモの30GB定額だと月8,000円。1MBの単価は0.26円と、先ほどの例のほぼ1/10になります。家庭用のインターネット回線では制限が事実上ありません。平均するとデータ通信量はそこまで高くはないでしょう。

しかし重たいサイトは気づかぬうちに、ユーザーの金銭的な負担も増やしていることは事実で、そのことに敏感な企業は多くありません。

サイトの軽量化は離脱を防ぐ、満足度とコンバージョン率を上げるといった企業側のメリットもありますが、同時にユーザーの負担を軽減する社会還元でもあるのです。

メール無料相談

お聞きになりたいことはありませんか? この記事の筆者 代表取締役 宮永 がまずはメールで疑問やお悩みを伺います! フォームよりお気軽にお寄せください。

前へ前へ

家族でも!グループでも!平日のランチでも!どんな時でも楽しい食事ができるファミレスの画像軽量化をチェックしてみたら、意外と差があった。

次へ次へ

AppleもHUAWEIも!スマホメーカーのウェブサイトは、新機種の紹介がたっぷり!画像軽量化しているかどうか、チェックしてみよう!