Macの標準機能だけでPDFに押印する方法

小ネタです。MacOSでは標準機能でPDFの編集ができます。

この編集機能の「署名」を使って、簡単な押印もできて便利だったので紹介します。

※ けっこう前からできたようですが、この記事では最新のBig Surを使っています。

ひとまず、コピー用紙などに無造作に押印します。

stamp.jpg

PDFをダブルクリックしてプレビューアプリを開きます。

編集ボタンを押すとメニューバーが表示されます。そこに署名ボタンがあります。

pdf-preview-menu.png

署名ボタンを押して「カメラ」を選ぶとカメラのプレビューが起動します。

そこにコピー用紙をかざして印影を写すと、なんとベクター化してくれます!

pdf-stamp-vector.png

署名を選択するとPDF上に貼り付けられます。

貼り付けられた印影は黒色ですが、編集メニューで色を変更できます。

pdf-stamp-color.png

あとは押したい部分に移動させて、サイズを変更すれば完了!

pdf-stamped.png

印影は保存されて再利用できます。

以前は一度印刷して、押印して、スキャンして...とやっていました(面倒だけど、たまにしかない作業だと結局それが早かったりして)。

もちろん代表印や、実印が必要な場合は使えませんが、申込書の角印くらいであれば十分でしょう。

もともとは欧米らしくサインを想定した機能のようです。でも結果的に、いい具合に日本向けのローカライズされていて感心しました。

また一歩ペーパーレス化が進み、リモートワークが捗るようになりました!

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