PageSpeed Insightsの配点に変化! 採点エンジンLighthouse 8.0.0でCore Web Vitalsとの相関性強化

PageSpeed Insights が示すスコアは、6つの指標から計算されます。

本日6月3日、その6つの指標の配点が変更されたことが確認されました。

以前まで採点エンジンLighthouseのバージョンが7.3.xでしたが、今日の観測から8.0.0に変更されています。配点の変更はその結果です。

「なんかこの前測った数値と違う...」と感じたら、これが理由かもしれません。

Core Web Vitalsとの相関性強化が狙い

今回の変更は一言にいえば、Core Web VitalsとPageSpeed Insightsの相関性強化でしょう。

Core Web Vitalsの3指標、LCP・FID(TBT)・CLSの評価が高いほど、総合スコアが高くなる傾向が強くなりました。

Core Web Vitalsに直接関係のないSpeed Index、FCP、TTIがそれぞれ配点10%にダウン。

シミュレーションではFID(ユーザーの最初の操作に対する応答時間)を計測できません。関係性が強いのがTBTとされており、今回の変更でそのTBTが配点上最大となる30%を占めるようになりました。

また、以前まで5%とおまけ程度だった CLSが一気に15%に大幅アップしています。

確かにCore Web VitalsとPageSpeed Insightsには違和感がありました。ついにランキング要因に組み込まれると言われるこの6月に合わせて是正されたようです。

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